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【埼玉】棒ノ嶺(棒ノ折山)トレッキング

DSC07728埼玉県飯能市と奥多摩町にある棒ノ嶺。別名、棒ノ折山(ぼうのおれやま)。
登山口付近までバスが出ているため電車でのアクセスがしやすく、なおかつバラエティに富んだコースで登山を満喫できると聞いたので、さっそく登ってきた。

標高969m。飯能側から登るコース(白谷沢)では、沢登りが楽しめ、ちょっとした鎖場やロープなどもあり、登山の楽しさを味わえる。初めての登山ならもっとラクな低山をおすすめするが、数回登山経験がある(もしくは体力に自信がある)なら、棒ノ折山は絶対楽しめると思う。小学生も登っていたくらいなので、初心者でも自分のペースで登れば問題ないだろう。ただし、沢は滑りやすい箇所が多いので、トレッキングシューズは必須。滑りやすいスニーカー等は避けた方が無難。沢登りといっても、そこまで本格的ではないので沢登り専用のシューズを履くほどではない。川を横切る際も、基本的に石や岩の上を渡り歩ける。

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2016/5/3(火) くもり
活動時間 5:00(休憩50分)
総距離 9.9km
高低差 757m

棒ノ折山へのアクセス

今回は電車&バスを利用した。西武池袋線飯能駅の北口を出て、2番バス乗り場より乗車。
目指すバス停は「さわらびの湯」。ここを経由するバスであれば、どれでも問題ない。
飯能駅からさわらびの湯までの運賃は620円で、所要時間は40分ほど。

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ちなみにこの日は、実家へ帰省予定だったので登山に不要な荷物は駅のコインロッカーへ預けた。飯能駅の改札内にコインロッカーあり。300円也。

7:40 飯能駅 北口バス2番乗り場発
8:20 さわらびの湯バス停着

DSC07603.JPG日帰り温泉「さわらびの湯」。登山後には温泉も楽しめるナイスロケーション。

DSC07600.JPGすでにたくさんクルマが停まっていた。クルマでアクセスする場合は、ここに駐車するか、もしくは登山口にも小さな駐車場があったのでそちらに停めても良さそうだ。

バス停から登山道まで徒歩5分

DSC07598.JPGDSC07602.JPGまずは有間ダムを目指す。さわらびの湯から徒歩5分。その少し先に登山口がある。

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案内に従い、車道を登っていく。

DSC07605.JPGこんな景色が見えてきたら、ダムはすぐそこ。あいにく曇天だが、山々に囲まれテンションが上がってくる。

DSC07608.JPG有間ダム(名栗湖)に到着!ここを左折して棒ノ折山を目指す。
DSC07610.JPGその通り!飯能市は森林文化都市なんだな。

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ダムのお目見え。良い景色。

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ダム沿いをしばらく歩くと、登山道への入り口が見えてきた。

DSC07621.JPGここが登山口。山頂まで3.3km。

DSC07624.JPG白谷沢コース。有間ダム周辺では最も美しい沢と言われているそう。
難易度は決して高くないが、沢は大変滑りやすいので慎重に行動しよう。焦らず、気を抜かず、しっかり歩いていけば問題なし。

登山開始

DSC07625.JPGそんなにメジャーな山ではないと思うが、さすがにGWなのでハイカー多め。この時間はまだ少なかったが、12時前後の下りの際にはたくさんの人が登って来ていた。

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小川を左手に進む。涼しくて気持ち良い。

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小さな滝と苔が良い味を醸し出している。

DSC07633湿った岩や土の上を歩くので、滑りにくいシューズが断然オススメ。子どもも楽しめる山。

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岩と緑のコラボが最高。良い眺め。

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こんな感じのところを登っていく。岩に囲まれ、インディージョーンズ風?楽しい!

DSC07654.JPG熊ではなくマムシ。

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沢を登り切ると休憩所。山頂まで残り半分弱といったところ。
ここでのんびりランチしている人たちも。

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沢登りが終わったので、ここから先はサクサク登っていく。

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大きな岩。撮影スポットと化していた。混んでいたのでスルー。

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奥のゴンジリ峠を目指す。

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ゴンジリ峠に到着。ここも休憩スポット。この先は急登ゾーンが待ち構えているが、そこを登り切れば山頂だ。ここで休憩したり、ランチにしている人も多いが、大した距離歩いていないので一気に山頂を目指す。

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写真では伝わりにくいが、けっこう急な斜面。ラストスパート。

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11:30 登頂!あっという間。
山頂は大きく開けているので、絶景が楽しめる。ガスっているので遠くの山までは見えないのが残念。それでも気持ちの良い眺めだった。

山頂には多くの人がいたが、広いスペースなので木陰でゆっくりとランチ。風景をしばらく楽しんだら、元来た道を戻る。

途中、分岐する道もあったが、沢沿いを下りたかったので往路と同じ道を選択。

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この上からの眺めが、なんともワクワクする。冒険している気分!

DSC07743ワンコに遭遇。さすが大型犬、大きな岩も余裕で乗り越え、スタスタ登っていた。逞しい。
飼い主が登ってくるのを上からじっと見守って待っていて、微笑ましかった。いろいろな山に連れて行っているのだろうか。愛犬と登山するのも良いなぁと、大型犬を飼いたくなってしまった。

13:30 さわらびの湯バス停着

無事ゴール。1H程度の休憩を含め5時間のコース。疲労を感じることもなく程よい距離であった。時間もたっぷりあるので温泉に浸かって帰ろう。

休日の最終バスは17:56発なので、昼から登り始めてもバスで戻ることができる。ちなみに14時台は、14:36と14:56の2本あるので、13時頃に下山して温泉で1〜2時間休んで帰るというのはベストかも知れない。14:36を逃しても20分後にもう1本来る。他の時間帯だと、1本逃したら1時間待ち。

バラエティに富んだ山登りを味わえる棒ノ折山。お気に入りの山となった。登山の楽しさを知らない友人を連れてまた登りたい。

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